UNLEASH Equipmentことはじめ

UNLEASH Equipmentことはじめ

「UNLEASH Equipment(通称:UNLEASH)」は、株式会社インクワイアがはじめる新しいプロジェクトである。このプロジェクトは、まずオンラインでのセレクトショップからはじまる。プロジェクト全体を貫くテーマは、「想像力を羽ばたかせて、生活を解放する(Unleash our imagination.)」だ。

オンラインショップでは、子供から大人までが楽しめるおもちゃ、アウトドア用品、食器など、さまざまな商品を取り扱う。これらの商品を私たちは「解放のための装置」と定義している。

私たちが提供する商品をどのように使用するかは、すべて使い手に委ねられている。私たちが使い方を決定・強制することは原理的に不可能である。私たちが何をどう説明したところで、——フランスの哲学者ジャック・デリダが「言葉は常に盗まれる」と表現したように、いくらコンテクストを整えたとしても、道具もまた、——最終的に使い方を決めるのは(道具の持つ意味を解釈するのは)使い手なのだ。そして、道具はその方がいい。もちろん、それぞれの道具にはある程度の使用方法が決められているが、それ以上の使い方を人間にはできるはずだ。

椅子を台として使用したり、空き缶を灰皿として利用したり、棒で行き先を決めたり、コインの裏表で占ったり、コーヒーをゼリーにしたり、帽子で魚を捕まえたり、魚籠を花器として使ったり。人間は昔から、道具に対してあらかじめ定められた使い方以上の使い方を見出し、自身の意味空間をデザインしてきた。したがって、道具には決まった使い方は存在しない。売り手がそれを決めることもできない。道具は、人間の想像力を引き出す装置でしかない。だから、私たちが提供するものはすべて、人間の想像力を取り戻すための道具(と私たちが信じているもの)である。そして、それこそが道具の持つ本当の価値であり、意味であると、私たちは考えている。

インターネットやSNSの発達により、私たちは他者とつながり過ぎた。もちろん人と人とのつながりは重要だ。だが、容易に誰も彼もとつながることで、他人からの承認や「いいね」をどうしても期待してしまうことになる。これは社会にSNSがあり、私たちが人間であり、いいね機能がある限り避けられないものだと思う。
だが、それでもなお、どんな人にも本音で「自分はこれが好きだ」という感情が存在するはずである。私たちはその真摯な「好き」こそを重要視する。私たちは他人から「いいね」を得るために生きているわけではない。確かに「いいね」をもらうことは嬉しいことではあるが、それは副次的な産物に過ぎない。私たちはもっと自分の「好き」に正直に、想像力を解放し、自分で自分を「いいね」する力を身につけるべきである。

“ひとはもっと生きることを遊べる。
それぞれの想像力を羽ばたかせ、
それぞれの創造性を解放して、
もっと楽しく自由に生きることができる。

あらゆる分断や対立を越えて
自分の世界を自由にデザインする
そのための道具を、
「UNLEASH Equipment(解放の装置)」
と名付けてみることにした。”

これが私たちの宣言だ。

自身の感覚に素直に従い、好奇心を発電し、想像力を働かせ、工夫する。自分自身で選び、自分自身で考え、自分自身で使用する。そうして、自分の暮らしを自分で肯定していく。それこそが人間らしい暮らしなのではないだろうかと、私たちは考えている。私たちはそろそろ人間を回復しなければならない。

そして、私たちが思うそのための道具=装置を提供するのが、このUNLEASH Equipmentである。

 

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